ダイヤモンドのグレードソーティング、あるいはダイヤモンドソーティングってご存知ですか?
ダイヤモンドのグレード・品質を証明するもので、鑑定書や鑑別書の仲間です。
鑑定書と鑑別書の内容や違いについては別記事で書いてますのでそちらをご覧いただくとして(【関連記事】: 『ダイヤモンド鑑定書と鑑別書の比較・違い』)、ここではソーティングについて書いてみたいと思います。
ダイヤモンドのグレードソーティング(「ソーティング」と呼ばれることが多いです)は、ダイヤモンドルース(宝石部分のみ、裸石)の4Cのグレード(カラット、カラー、クラリティ、カット)を記した袋状のもので、宝石鑑定機関が発行しています。主に卸売り業者などの間で使われているので、ご存じない方、見たことのない方も多いかもしれません。
手元に1つ、グレードソーティングがあったので、表と裏からの写真を載せてみますね。
(表)
(裏)
その記載内容を 鑑定書の内容と比較すると、
ダイヤモンドの形やカットグレード詳細(テーブル・パビリオン部の比率、キューレットサイズ等)の記述がないなどの違いはありますが、鑑定機関がはっきりしていますので、実質的には鑑定書と同じくらい信じられます。
鑑定書のような見栄えはありませんが、ダイヤの品質を特定するには充分なものなので、主に業者間取引において使用されているんだそうです。
写真を載せたソーティング袋は、私が10年以上前に購入したダイヤモンドリングついていたもので、すっかり存在を忘れていました。それが、卸業もしている楽天市場のダイヤモンドジュエリーショップ「ダイヤモンドの研磨屋さん」をちょくちょくチェックする中で頻繁に登場する"ソーティング"の言葉に、存在を思い出しました。~^^;A
10年以上前の私はダイヤモンドソーティングなんて知りませんでしたので、
「何だろう、この袋???」
と思っていたのを記憶しています。
結論として、"グレードソーティングはダイヤモンドグレードの証明として鑑定書と同じくらい信じられるもの"というわけで、「ソーティングつき」のダイヤモンドジュエリーは安心して購入できそうです。
わたし的な感覚で言うと、ダイヤモンド鑑定書やダイヤモンド鑑別書をジュエリーに添付してもらうとたいがい追加の費用が必要なので、最初から「ソーティングつき」のジュエリーだったら、何だか安心だしお得なような感じがしますw^^
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